学歴は必要か？不要か？【結論：ノースキルの人ほど大卒は必須です。】

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高卒の社会人だけど、このまま今の職場で働き続けるのは出世や給料面で不安だ・・・。今からでも大学を卒業して学歴を身に付けた方がいいのかな？

学歴不要論が一部でささやかれる中、それを鵜呑みにして良いのか、悪いのかは将来のキャリアアップを考えている方の頭を悩ませています。

人生100年時代へと突入した日本を生きるために学歴は必要なのかを解説していきます。

本記事の内容

学歴は現代の日本でも必要！

結論から申しますが、現代の日本においても出世や転職でのキャリアアップを考えている方にとって大卒以上の学歴は必須です。

このように聞くと大学に進学せず、今現在社会人として働いている方はがっかりするかもしれません。

高卒でそのまま社会に出た方でも、今からでも大学へ進学して卒業認定である『学士』の取得をするべきです。

社会人からでも入りやすい大学もあるので記事の後半で紹介します。

学歴がないと何が困るの？

大卒以上の学歴は必要な理由は主に下記の3つがあります。

出世ができない

高給の管理職や将来の幹部候補として雇われるのは多くは大卒で入社した方ばかりです。

高卒の方が出世ができないわけではありませんが、よほどの実績を残さない限り難しい状況ばかりと言われています。

しかし、大卒の方はもともと出世の可能性を考慮した採用であるため、よほどの失敗をしない限り出世の道が閉ざされることはありません。

出世したくない方はともかく、多くの方が収入アップのためにキャリアアップを目指しているため、そのための学歴は必須であると考えます。

就職の差

新卒・転職の両方で言えることですが、高卒か大卒かで職業選択の幅に大きな差がでてきます。

高校で新卒で就職する場合では、工業高校などの専門性の高い学校でもない限り、一般的に知名度の高い有名企業からの募集が掛かることはありません。

社会経験を積んで転職に臨む際に給料が高い企業に応募したくても、その応募要件には『大卒以上』と書かれていることが多いです。

収入の高い企業で働きたいと考える方は、有名大学でなくても大学を卒業することが必須であると言えます。

生涯年収の差

大卒と高卒の方の生涯年収を比較するとおおよそ7500万円の差があると言われています。

独立行政法人労働政策研究・研修機構のユースフル労働統計2020によると退職金まで含めた男性の生涯年収は以下の通りになっています。

大卒男性：3億3220万円
高卒男性：2億5740万円

この統計によると従業員数1000名以上の規模の企業で働いている方の多くは大卒の方が多く、会社規模が小さくなるほど高卒出身者が多いとなっております。

つまりは大卒ほど給料の多い会社で働くことが出来るということが分かります。

学歴不要論があるのはなぜ？

「学歴なんて必要ない！」

なんて言葉も聞くようになりましたが、これにはメディアの影響が強いと言われています。

ホリエモンこと堀江貴文氏やZOZOTOWNの前澤社長などの最終学歴が高卒で成功を収めた方々を見て、このように考える方がいます。

「学歴がなくてもうまくいくんだ。」

しかし、このように成功する方はズバ抜けて優秀な方に限ります。

私たちのように凡人がうまくいくことなんて、まずありません。

しかし、実績がなくても大卒の資格さえ持っているだけで高卒以上の信用を得ることができ、何の能力がなくても高卒以上の収入を得ることが可能になります。

社会人からでも大学へ行くべき

高卒ですぐに働いている方にとって

「今さら大学へ行くことなんてできるのかな・・・？」

なんて心配はあると思います。

しかし、リカレント教育（社会人の学び直し）が定着しつつある現代において、社会人からでも大学卒業を目指しやすい大学は多数あります。

その中でも強くおすすめしたいのが『通信制大学』です。

通信制大学はネットやBS放送を利用して講義を受けることができ、大学へ通学する必要がないため、働きながらでも大卒認定である『学士』を取得しやすい大学です。

入学試験も書類選考のみであり、学費も安いことに加え、通学費用も掛からないため一般的な4年制大学と比較しても費用を安く抑えることができるのもお勧めする理由の一つです。

有名大学でなくても、卒業さえすれば高収入な企業への転職チャンスを得ることができるので、簡単に入学でき、仕事を続けながら卒業が目指せる通信制大学へ行くべきです。

別の記事で社会人からでも卒業が目指しやすい通信制大学をまとめていますので参考になれば幸いです。

＞＞＞通信制大学おすすめ１２選【スクーリング不要・大卒取得】

まとめ

本記事のまとめ

学歴不要論なども聞くようになりましたが、能力に自信がない方にこそ学歴は必要不可欠です。

新卒採用においては大学の偏差値で優劣がつけられますが、転職を考える方はとりあえず大卒さえ持っていれば、高収入な企業への就職チャンスを得ることができます。

長い将来に備え、今から出来ることはコツコツと進めて置くことがゆとりを生み出すためにできることです。

今からでも遅くないので、現状を変えるために一歩踏み出すことを応援します。